ごあいさつ

窃盗症

 窃盗症(クレプトマニア)とは、万引きなどの窃盗行為を繰り返してしまう依存症の一種です。当クリニックでは毎週金曜日に窃盗症の専門外来を行っております。

 

[窃盗症治療のご予約について]

 

 現在、初回の方につきましては竹村道夫医師の家族相談のみになります。ご本人の初診はお受けしておりません。(平成30年11月現在)

 

[竹村道夫医師による保険適用外家族相談について]

 

 赤城高原ホスピタルの院長である竹村道夫医師が毎週金曜日に窃盗症の診療を行っております。

  現在、保険診療外の自費診療で、特別相談外来を実施しています。これは窃盗症本人ではなく、ご家族や知人だけの相談になります。保険診療外で、ご相談料は64,800円となります。また、そのほかに資料代やプライベートメッセージ(回復途上の患者さまから体験談を聴くプログラム)代などで5,000~10,000円程度が必要です。家族相談をされる方は予約をした日の朝9時45分に受付をしていただきます。終わりの時間がわかりませんので少なくとも17時まで時間を空けていただくようお願いいたします。

 

 この形式の家族相談から治療につながった患者様自身は、次回からは竹村道夫医師の診察を受けられます。その際は通常の保険診療が適応されます。

 

 キャンセル待ちも承っておりますので診療希望の方は一度電話にてご相談ください。ご予約された方は、チェックリストがダウンロードできますので、ご記入の上ご持参いただければ受付がスムーズになります。

 

 ご予約のキャンセルについては、下記をご確認ください。

 ◆キャンセルポリシー

 ご予約後にキャンセルされる場合は、当クリニックまでご連絡ください。

 ご予約のキャンセルにつきましては、ご予約日から起算して下記の通りキャンセル料を申し受けます。

 

 ・予約受付日~予約日3日前まで・・・10,000円

 ・予約日2日前まで・・・20,000円

 ・予約日前日午前中まで・・・32,400円

 ・予約日前日午後以降・・・64,800円

 

 [チェックリスト]

 

 

 初診で来院の際、以下のようなチェックリストにご記入をいただきます。該当するチェックリストを事前に印刷して、予約当日にご持参ください。

 

  ①窃盗症(クレプトマニア)のチェックリスト pdf チェックリスト-クレプトマニアA4.pdf (0.2MB)

  ②摂食障害チェックリスト(該当する方のみ)pdf チェックリスト-摂食障害A4.pdf (0.21MB)

  

【窃盗症】

 

  「窃盗症(Kleptomania)」は、DSM-IV-TR(アメリカの精神疾患診断、統計マニュアル)では、「他のどこにも分類されない衝動制御の障害」の章に分類されています。

 

[当クリニックにおける窃盗症治療の現状]

 

 窃盗症は、精神医学の中でも研究と診療が最も遅れた分野です。

 窃盗症治療についてマスメディアなどを通じて知られるようになりましたが、対応できる医療機関がほとんどなく、全国から相談と診療依頼が急増しています。

 日本内各地域から、窃盗症を治療できる医療機関を教えてほしいというお問い合わせが多数ありますが、当クリニック以外では群馬県渋川市にあります赤城高原ホスピタル以外に情報がありません。

 各地域の精神保健福祉センターでお問い合わせください。但し、センターでも、この件に関する情報はあまりないかもしれません。

 上記のような急速な状況変化のため、当方での対応が間に合わず、診療を待つ方々にはご迷惑をおかけしている状況が続いております。

 

[窃盗常習者の治療経過と治療効果] 

 

 窃盗常習者の治療経過と治療効果に関して,私たちの経験では,治療継続を指示した患者のうち,消息不明者を含め,7割程度が,3ヵ月以内に治療からドロップアウトし,そのほとんど(おそらく7割以上)が2年以内に再犯してしまいます。

 3ヵ月以上の治療継続者でも,治療中に,3割程度が窃盗(多くは万引き)再犯します。

 当クリニックの場合,治療開始後は,全ての窃盗行為の報告と,返済弁償が,治療継続の条件です。

 想像では,正直な報告者は,治療に残り,いずれ回復します。不正直な患者は,多分,治療から脱落し,再犯を続け,いずれ検挙されます。

 そして,1年以上治療を継続した患者の大部分が,最終的には窃盗を止めます。

 治療中の万引き再犯者でも,返済を3‐5回すると,ほとんどの患者が窃盗を止めます。

 

 以上,治療成果の概略です。

 

窃盗症に関してより詳しい内容については「窃盗症とは」のページをご覧ください。

 

 

[関連書籍]

 

 

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『窃盗癖という病 彼女たちはなぜ万引きがやめられないのか?』
  飛鳥新社出版 (定価 本体1600円+税)

 

 金曜日の窃盗症担当医、竹村道夫監修の窃盗癖関連単行本が平成25年4月2日に発刊になりました。
 精神障害としての「窃盗癖」について正面から取り上げた、本邦初めての書籍です。

 詳しくは、【窃盗癖単行本、竹村道夫監修の紹介】ページをご覧ください。
 ( 
http://www2.wind.ne.jp/Akagi-kohgen-HP/Kleptomania_singlevolumebook.html )

 

 

 

 

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『窃盗症 クレプトマニア ―その理解と支援』

  中央法規出版 (定価 本体2700円+税)

 

 当事者や家族の手記と、金曜日の窃盗症担当医・竹村道夫を含む様々な専門家の治療・支援を紹介した本です。

 詳しくは、下記ページをご覧ください。